◆ 平成24年第3回 9月26日
24年第3回 9月26日
■観光資源について質問。
今月初旬、被災地の宮城県気仙沼から三陸のサンマが届きまして、形も大きく、そしてぷりっとした食感を味わったわけです。友人の短い便りが添えてあり、こうありました。「おかげさまで事務所を移転し事業を再建できました。ようやく周りのことにも気を配る余裕が出てきました」、こんな短い添え書きがついておりました。気仙沼の状況を振り返りながら、潮の香りを誘われながら、サンマでにぎわう気仙沼漁港を思い浮かべたわけであります。そういう中で観光資源、気仙沼にとっても大きな観光資源を失ったわけですけども、大きく立ち上がってきたなと、このように友人のサンマと短い手紙で感じたわけです。
本市においても観光資源、すぐ浮かぶのはアンデルセン、三番瀬の景色など、非常にすばらしいとこう思いながら、町の魅力を創造していきたいと昨年提案した絵はがきの作成についてうかがいます。どのような絵はがきになるか期待をいたしておりますけども、船橋発信の絵はがきの構想は固まりましたでしょうか、お聞きしたいと思います。
◎経済部長(福田幸雄) 絵はがきに関するご質問にお答えいたします。
現在、絵はがきの図案を検討しております。観光名所であります三番瀬海浜公園から望むダイヤモンド富士といった三番瀬の風景や、アンデルセン公園の四季折々の花、また海老川の桜初め、市内各所の自然風景、また昭和初期の市内の歴史写真など、シリーズでのはがきセットはどうかと考えております。
また、市内図書館に所蔵しております「諸国名所百景」「富士三十六景」などの風景画や郷土力士の相撲の版画など、本市に関連する浮世絵などもその一つとして検討しています。
絵はがきの作成に要する予算ですが、43万500円でございます。
また、8枚1組として合計で5,000組を発行する予定です。
この絵はがきを効果的に活用することで、多くの方に船橋の魅力を知っていただき、市の観光振興と地域の活性化の一助になればと考えております。
以上です。
□石崎幸雄所感。
具体的に本年度はがきができるということでありますので、非常に楽しみに、そして船橋の町を私の手からも発信をしていきたいと、こう思っております。
昨年夏に公開された新藤兼人監督の最後の映画であります「一枚のハガキ」であります。終戦末期に召集された中年の兵士が、1人の兵士から1枚のはがきを託され、自分は戦死するだろうから、生き残ったら、あなたが生き残ったら、「はがきを読んだ」と妻を訪ねてくれと1枚のはがきを託され、妻からのはがきは、このように書いてあります。「きょうはお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので何の風情もありません」と、このような簡単な手紙でありますけども、監督のメッセージが伝わってくるなあと、このように映画を見ながらも、はがきの持つ意味というものを、また魅力というものを感じたわけです。
手紙やはがき、何度も読み返されるもので、読み手はさまざまな思い出をその1枚のはがき、手紙から手繰り寄せ、そして、送り手の知らないところで読み手の心を揺り動かす、このようなものであると思います。
そのような思いを抱き、想像し、少しロマンチックな時間を過ごすのは、誰にも遠慮することないな、このようなことを思っております。本当に楽しみにしております。絵はがき、よろしくお願いいたしたいと思います
■医療センターのがん治療について質問。
昨年12月、船橋医療センターで十二指腸がんという珍しいがんだそうですが、手術を受けた、昭和4年生まれ、84歳の男性です。手術の前にお医者さんに言ったそうです。腫瘍が広がって手おくれと判断したならば、そのまま静かに閉じてほしいと。そして、その覚悟はできていますともつけ加えたと。そして手術に臨みました。手術が終わり、点滴だけの1カ月間の生活を乗り越えて退院、そして本年、国会の中継ですね、政治情勢を気にしながら毎日過ごして半年が過ぎました。そして、半年の検査をしたところ、担当医師からは、がんの転移があり、余命1年と告知をされました。
男性は担当医に、今までの手厚い治療に感謝の言葉を述べるとともに、延命治療はしないということ、緩和ケア病棟で医療サービスを受けることを申し出、病院側から、いつでもいいですよと、このように了解を得ることができました。
今、男性は自宅で奥様と新たな自分の挑戦というものに向かっている毎日でございます。しかし、がんがありますので、時々40度の高熱が出ますけれども、奥様の落ちついた処置で、それはリンパのところを冷やすなどで落ちついているようです。しかし、この男性は自身の寿命と真正面から向かって淡々と生きる姿に、私は非常に大きな力をいただき、人は力を持っていることを感じました。
と同時に、緩和ケア病棟を併設した医療センターのがん医療の先進性が市民にどれだけ安心感を与えているか、そして、がんになっても負けないと、そのケアを医療センターが見事に構築をしているということを、私はお1人の患者さんでありますけども、深く感心をしたとこでございます。大きな課題があるこのがん治療でありますけども、先進性を生かしたこの医療、1人の方の人生を変えた治療であると、このように思います。
最初に、医療センターのがんの医療の現状についてお話をいただければと、このように思います。
[副病院局長登壇]
◎副病院局長(林田豊) 医療センターのがん医療の現状についてということでございます。
医療センターにつきましては、国のがん対策基本法及びがん対策推進基本計画に基づきまして、がん医療を総合的かつ計画的に進めているところでございます。
また、がん診療連携拠点病院といたしまして、患者さんの生活の質を高めるため、身近な地域で安心して納得できる質の高い医療を受けることができるような点につきましては、放射線治療の医療器でございますリニアックや、また、検査機器でありますCTというものを整備してるほか、外来化学療法室の整備などを進めております。
また、専門的な医療を行う医師の確保ということが重要になりますので、こちらについても、勉強するなり、そういう形で資格を取るなり努力しているところでございます。
そのほかに、がん相談支援ということを行っております。現実的に、本年4月から7月までの4カ月間の患者数でございますけれども、新入院患者数につきましては901人でございます。内訳としまして、肺がんが276人、胃がんが64人、大腸がんが63人、肝臓ガンが40人、乳がんが53人、その他で405人ということになっております。
以上でございます。
[石崎幸雄議員登壇]
◆石崎幸雄 議員 そのようながん治療の最先端である医療センターでありますけども、生を考えるときに、死を考えなきゃならないという大きな命題がございます。死に向かうことは至難のわざですけども、その仕組みが、今申し上げたように1人の方の体験でありますけども、前向きに生きられるということで、その仕組みはできていると思います。
がんになって、人生が変わったとか、生きることのすばらしさがわかったという患者さんも多数いらっしゃると思います。それを証明するかのごとく、がんになったとしたら、79%の人が知らせてほしいという調査結果もあります。ある日突然死を迎えるよりも、やはり人生を締めくくる時間が欲しいと、そのような思いだと思います。しかし、長い人生、いつかは乗り越えられないときが来ます。死を迎えるわけですけども、そうした際に大切になってくるのは、死をどう受けとめていくかと。
医療センターで生、命を救うという現場で、そういったことが優先される現場ではありますけども、死の準備とか、死なない感覚を打ち破る、このような取り組みが現場でされているかどうかお尋ねをしたいと思います。
◎副病院局長(林田豊) 命が優先される医療現場での死の準備といいますか、死なない感覚の打破という取り組みについてのご質問だと思います。
医療センターでは、原則として患者さんにがんであることの告知をしております。このことを踏まえまして、治療に当たっては、外科的な治療、それから放射線治療、化学療法など、有効な治療について、医師が時間をかけて十分に患者さんとご家族に説明をして、信頼関係を構築するよう努めてるところでございます。
また、緩和ケアチームやがん相談支援センターの相談員が、随時、患者さんやご家族からの相談に応じているところでございます。
また、当センターの診断だけでは不安な患者さんにつきましては、セカンドオピニオンを案内しております。
このような取り組みを通しまして、患者さんやご家族の不安や疑問を取り除くように努めてるところでございます。
また、積極的な治療を行わなくなった後も、緩和医療について十分な説明をしまして、緩和ケア病棟への入院を含めまして、患者さんの生活に合った疼痛緩和を図ることにより、よりよい生活が、できるだけ患者さんとご家族がともにいられるようにということで取り組んでいるところでございます。
24年第3回 9月26日
■観光資源について質問。
今月初旬、被災地の宮城県気仙沼から三陸のサンマが届きまして、形も大きく、そしてぷりっとした食感を味わったわけです。友人の短い便りが添えてあり、こうありました。「おかげさまで事務所を移転し事業を再建できました。ようやく周りのことにも気を配る余裕が出てきました」、こんな短い添え書きがついておりました。気仙沼の状況を振り返りながら、潮の香りを誘われながら、サンマでにぎわう気仙沼漁港を思い浮かべたわけであります。そういう中で観光資源、気仙沼にとっても大きな観光資源を失ったわけですけども、大きく立ち上がってきたなと、このように友人のサンマと短い手紙で感じたわけです。
本市においても観光資源、すぐ浮かぶのはアンデルセン、三番瀬の景色など、非常にすばらしいとこう思いながら、町の魅力を創造していきたいと昨年提案した絵はがきの作成についてうかがいます。どのような絵はがきになるか期待をいたしておりますけども、船橋発信の絵はがきの構想は固まりましたでしょうか、お聞きしたいと思います。
◎経済部長(福田幸雄) 絵はがきに関するご質問にお答えいたします。
現在、絵はがきの図案を検討しております。観光名所であります三番瀬海浜公園から望むダイヤモンド富士といった三番瀬の風景や、アンデルセン公園の四季折々の花、また海老川の桜初め、市内各所の自然風景、また昭和初期の市内の歴史写真など、シリーズでのはがきセットはどうかと考えております。
また、市内図書館に所蔵しております「諸国名所百景」「富士三十六景」などの風景画や郷土力士の相撲の版画など、本市に関連する浮世絵などもその一つとして検討しています。
絵はがきの作成に要する予算ですが、43万500円でございます。
また、8枚1組として合計で5,000組を発行する予定です。
この絵はがきを効果的に活用することで、多くの方に船橋の魅力を知っていただき、市の観光振興と地域の活性化の一助になればと考えております。
以上です。
□石崎幸雄所感。
具体的に本年度はがきができるということでありますので、非常に楽しみに、そして船橋の町を私の手からも発信をしていきたいと、こう思っております。
昨年夏に公開された新藤兼人監督の最後の映画であります「一枚のハガキ」であります。終戦末期に召集された中年の兵士が、1人の兵士から1枚のはがきを託され、自分は戦死するだろうから、生き残ったら、あなたが生き残ったら、「はがきを読んだ」と妻を訪ねてくれと1枚のはがきを託され、妻からのはがきは、このように書いてあります。「きょうはお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので何の風情もありません」と、このような簡単な手紙でありますけども、監督のメッセージが伝わってくるなあと、このように映画を見ながらも、はがきの持つ意味というものを、また魅力というものを感じたわけです。
手紙やはがき、何度も読み返されるもので、読み手はさまざまな思い出をその1枚のはがき、手紙から手繰り寄せ、そして、送り手の知らないところで読み手の心を揺り動かす、このようなものであると思います。
そのような思いを抱き、想像し、少しロマンチックな時間を過ごすのは、誰にも遠慮することないな、このようなことを思っております。本当に楽しみにしております。絵はがき、よろしくお願いいたしたいと思います
■医療センターのがん治療について質問。
昨年12月、船橋医療センターで十二指腸がんという珍しいがんだそうですが、手術を受けた、昭和4年生まれ、84歳の男性です。手術の前にお医者さんに言ったそうです。腫瘍が広がって手おくれと判断したならば、そのまま静かに閉じてほしいと。そして、その覚悟はできていますともつけ加えたと。そして手術に臨みました。手術が終わり、点滴だけの1カ月間の生活を乗り越えて退院、そして本年、国会の中継ですね、政治情勢を気にしながら毎日過ごして半年が過ぎました。そして、半年の検査をしたところ、担当医師からは、がんの転移があり、余命1年と告知をされました。
男性は担当医に、今までの手厚い治療に感謝の言葉を述べるとともに、延命治療はしないということ、緩和ケア病棟で医療サービスを受けることを申し出、病院側から、いつでもいいですよと、このように了解を得ることができました。
今、男性は自宅で奥様と新たな自分の挑戦というものに向かっている毎日でございます。しかし、がんがありますので、時々40度の高熱が出ますけれども、奥様の落ちついた処置で、それはリンパのところを冷やすなどで落ちついているようです。しかし、この男性は自身の寿命と真正面から向かって淡々と生きる姿に、私は非常に大きな力をいただき、人は力を持っていることを感じました。
と同時に、緩和ケア病棟を併設した医療センターのがん医療の先進性が市民にどれだけ安心感を与えているか、そして、がんになっても負けないと、そのケアを医療センターが見事に構築をしているということを、私はお1人の患者さんでありますけども、深く感心をしたとこでございます。大きな課題があるこのがん治療でありますけども、先進性を生かしたこの医療、1人の方の人生を変えた治療であると、このように思います。
最初に、医療センターのがんの医療の現状についてお話をいただければと、このように思います。
[副病院局長登壇]
◎副病院局長(林田豊) 医療センターのがん医療の現状についてということでございます。
医療センターにつきましては、国のがん対策基本法及びがん対策推進基本計画に基づきまして、がん医療を総合的かつ計画的に進めているところでございます。
また、がん診療連携拠点病院といたしまして、患者さんの生活の質を高めるため、身近な地域で安心して納得できる質の高い医療を受けることができるような点につきましては、放射線治療の医療器でございますリニアックや、また、検査機器でありますCTというものを整備してるほか、外来化学療法室の整備などを進めております。
また、専門的な医療を行う医師の確保ということが重要になりますので、こちらについても、勉強するなり、そういう形で資格を取るなり努力しているところでございます。
そのほかに、がん相談支援ということを行っております。現実的に、本年4月から7月までの4カ月間の患者数でございますけれども、新入院患者数につきましては901人でございます。内訳としまして、肺がんが276人、胃がんが64人、大腸がんが63人、肝臓ガンが40人、乳がんが53人、その他で405人ということになっております。
以上でございます。
[石崎幸雄議員登壇]
◆石崎幸雄 議員 そのようながん治療の最先端である医療センターでありますけども、生を考えるときに、死を考えなきゃならないという大きな命題がございます。死に向かうことは至難のわざですけども、その仕組みが、今申し上げたように1人の方の体験でありますけども、前向きに生きられるということで、その仕組みはできていると思います。
がんになって、人生が変わったとか、生きることのすばらしさがわかったという患者さんも多数いらっしゃると思います。それを証明するかのごとく、がんになったとしたら、79%の人が知らせてほしいという調査結果もあります。ある日突然死を迎えるよりも、やはり人生を締めくくる時間が欲しいと、そのような思いだと思います。しかし、長い人生、いつかは乗り越えられないときが来ます。死を迎えるわけですけども、そうした際に大切になってくるのは、死をどう受けとめていくかと。
医療センターで生、命を救うという現場で、そういったことが優先される現場ではありますけども、死の準備とか、死なない感覚を打ち破る、このような取り組みが現場でされているかどうかお尋ねをしたいと思います。
◎副病院局長(林田豊) 命が優先される医療現場での死の準備といいますか、死なない感覚の打破という取り組みについてのご質問だと思います。
医療センターでは、原則として患者さんにがんであることの告知をしております。このことを踏まえまして、治療に当たっては、外科的な治療、それから放射線治療、化学療法など、有効な治療について、医師が時間をかけて十分に患者さんとご家族に説明をして、信頼関係を構築するよう努めてるところでございます。
また、緩和ケアチームやがん相談支援センターの相談員が、随時、患者さんやご家族からの相談に応じているところでございます。
また、当センターの診断だけでは不安な患者さんにつきましては、セカンドオピニオンを案内しております。
このような取り組みを通しまして、患者さんやご家族の不安や疑問を取り除くように努めてるところでございます。
また、積極的な治療を行わなくなった後も、緩和医療について十分な説明をしまして、緩和ケア病棟への入院を含めまして、患者さんの生活に合った疼痛緩和を図ることにより、よりよい生活が、できるだけ患者さんとご家族がともにいられるようにということで取り組んでいるところでございます。