◆ 平成26年第一回定例会質問(財政の規律)
財政規律について
平成26年度一般会計予算は1907億6000万円。前年度比6.5%増。地元紙は『船橋市予算案 最大に 6年連続』と書きました。歳入は、市税全体で15.9億円の増収、普通交付税45億円、地方債発行は前年比5.1%増の208.6億万円、うち臨時財政対策債は58億円です。さらに財源調整基金から72.7億円を繰り入れます。
17年度、10年前と本年平成26年度比べますと予算規模は、17年年度の 1.33倍、市債残高は1.27倍、臨時財政対策債残高は2.31倍 となります。
臨財債の残高2.31倍、臨財債が増加の一途をたどっており、借金を前提とした財政運営は、後年度への負担の先送りであり、財政の硬直化があると言えます。今後の少子高齢化やインフラ整備の老朽化による増大する財政需要を受け止めつつ、いかにして財政の自主的・自立的の規律を守っていくか、財政運営の基本的事項にかかわるルール化つまり、秩序だった財政運営、財政収支の均衡、益者負担等の効率性の確保をについて、財政状況の良好なときこそ進めていくべきと質問しました。