◆ 申請主義の狭間
少し前年金問題で大きく揺れた社会、自分がかけた年金でも申請しなければ受給権が発生しないことについて、議会質問をしました。
しかし、行政サービスの申請主義は今も何ら変わらない。「孤独死」が見つかったと最近相次いでいます。地域で構築しているセーフティネットで救われず、死後も誰にも気づかれないで人生を終えていく悲しい事実です。
助けを受けたくても「現在の福祉は自己決定(申請)に基づく。介護保険も障がい者自立支援法も個人が申請して初めてサービスが給付されるから、制度からこぼれる弱者がでてくる」と桃山学院大学社会学部松端教授は分析する。(毎日新聞4月8日付け)
【投稿日】2012年4月10日 【カテゴリー】活動日誌