◆ 3月議会質問
3月議会、市政執行方針に対する質問をしました。昨年12月に行われましたカートリッジ型発電機の入札について質疑しました。
発電機発注で不自然な入札・・・指名業者六割が毎回辞退
船橋市が避難所となる小中学校及び特別支援学校82校に備えるガスカートリッジ型発電機などの発注で、地区割りで5回の指名競争入札が実施されました。指名29社のうち、6割が毎回の入札で「納期に間に合わない」との理由で辞退しました。残りの多くの業者も、2回目以降の入札でも単価額を高めに固定し落札の意欲を見せませんでした。適正な納期の確保ができた入札であったのか、また搬送を容易にする為移動用キャスターが備わっていることで特定の指定品としたが、なぜキャスターが指定品とする要件なのかはなはだ不自然に思いました。本入札が公平性と透明性を確保できたのか質問しましたが、市側は「入札に問題はなかった」と答弁しました。
この事業計画のため依頼した見積もり業者は其々1社のみであったことにも疑問があり、その理由を質問しました。キャスターは特定品とする要件であり、商品が限定され、1社の見積もり徴収としたと答弁したが、極めて不自然な入札と指摘をせざるを得ません。
千葉日報社記者から取材を受け私は次の通り話しました。「品薄の特定品に絞られ、指名された業者も困ったのではないか。納期に納品することができないという異常な状況での入札でした。価格を変えず応札した業者も同様に納期に間に合わないが、辞退することは避け、入札参加の実績づくりで、落札する気はなかったのではないか。特定品としたこと、納期の設定に問題があったと考える。」と。