◆ 恩師と『丹後ちりめん』
32年いつも激励してくれた大学時代の恩師の訃報に接し、先生の御指導をあらためて思い出します。「丹後ちりめん」を通し、機織のこと、地域社会を支える人々のこと、京文化そして先生の哲学をご教授していただきました。
「君は何も知らないのだから」といいながらおいしいお茶を入れてくださいました。
また先生は、私が学校卒業後インド旅行の報告すると、私のつたない話を身を乗り出して興味深く聞いてくれた喜びを忘れられません。
先生との最後はいただいたおはがきでした。
大学の恩師の思い出に慕っている時、ふと中学時代の恩師を懐かしく思い、「絶対あの先生は本を著している」と思い、インターネットで検索したところ見つけることが出来ました。
先生を20年も前にたづねたことを思い出しながら、著書を読んでいるところです。
井澤宣子著『東郷館の人びと』(三一書房)
東京「小日向台」物語
日本一の下宿旅館として、学生、文士、政治家、軍人らが宿泊・生活した東京の梁山泊について書かれたものです。
井澤宣子著『麗しき大連』(文芸社)
大連をふるさとにし、大連の生活を心ゆくまで楽しんだ村井一家の青春回顧録。
【投稿日】2004年10月30日 【カテゴリー】活動日誌