◆ 鉄道事業者障害者割引制度
1. 障害者割引制度で普通乗車券を購入する場合、第一種障害者とその介護者及び片道100㌔を越える場合などの条件付きですが第一種障害者が単独でも購入できます。しかし、定期乗車券を購入する場合は、第一種障害者とその介護者の双方が購入する場合に限られます。障害者の自立支援の観点からも、定期乗車券を第一種障害者本人だけでも購入できる制度改革の要望がありました。
2. 関東周辺の鉄道事業者の中、「新京成電鉄」が定期乗車券を第一種障害者単独でも利用できる制度になっています。しかし、新京成電鉄の制度を利用して定期券を購入する場合、鉄道事業者全体のシステムで発行している「PASMO定期券」が発行できず従来の「磁気定期券」での発行になっています。障害者にとっては、定期券利用にあたり「磁気定期券」より「PASMO定期券」の方が便利なことは明白です。
3. 全鉄道事業者が障害者単独で利用できる制度に改めていただければ、新京成電鉄も「PASMO定期券」が発行できます。
本日、公明党千葉県本部での定例打ち合わせのとき、千葉県本部・富田茂之代表に実情を報告しました。この制度のあり方を今後研究していきたいと思います。
【投稿日】2011年6月26日 【カテゴリー】活動日誌