◆ 遠くの方をみてみれば
地元商店会長にうかがいました。「物事に行き詰ったときは、前ばかり向いて行かないで、3歩下がって同じ風景を見てみなさい。すると広角的にみえて視角が変わり、視野が広くなりますよ」
と。
北朝鮮核実験を一面で報道する今日の夕刊・毎日新聞の13面に黒井千次「こころの風景」を留めておきたい。
「遠くを見なくなったな、ふと思う。遠いものを見なくなったのか、遠くの方を見なくなったのか、そのあたりははっきりしないのだが、ある時期まではもっと遠くを眺めながら暮らしていた気がする。(中略)近くにものが多過ぎるのでついそちらに目を引かれてしまうか、自分がただ俯きがちに暮らしているために過ぎないか。(略)」
【投稿日】2006年10月10日 【カテゴリー】活動日誌