◆ アジアの赤ひげ
ネパールで医療奉仕活動をされた岩村昇氏が逝去され49日たった。
1962年からはじまった氏のネパールでの活動については、大学恩師の産業概説「技術伝播」講義で知った。レントゲンの技術がネパールにどのように伝播していくかを、岩村氏のネパールでの結核治療の足跡をまじえての講義でありました。新鮮な鮮明な恩師の講義と記憶しています。
岩村氏は病で倒れた老女を3日間背負って病院へ運んだ若い運搬人の言葉「共に生きるために。生きるとは弱きものとわかちあうことだ。」の言葉を胸に刻み込み、ネパールを愛した人生であったことでしょう。
【投稿日】2006年1月16日 【カテゴリー】活動日誌